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表彰 梶木賞

第8回梶木賞受賞論文決まる!

 全国農村振興技術連盟では、1月30日(月)、(一社)地域環境資源センター田中忠次理事長を委員長とする梶木賞審査委員会を開催し、第8回梶木賞の受賞論文が決定しました。

 梶木賞は、梶木家から頂いた資金を活用し、若手技術者の資質向上を目的に、将来の農業農村整備を担う若手技術者から農村振興に関する論文を募集し、優れた論文について表彰するもので、今年度は第8回目になります。今年度から論文の募集テーマを『農村の直面している課題とその対応策』としています。

 論文は、昨年12月上旬の締め切りまでに、全国から36編の応募がありました。応募された論文については、1月下旬までに審査委員の一次審査により8編に絞り込み、1月30日の審査委員会において、絞り込んだ対象作品から最優秀賞1編、優秀賞2編を決定しました。

 なお、表彰式は、2月16日(木)に東京都千代田区北の丸公園「科学技術館・サイエンスホール」において開催される「平成28年度東京フォーラム(農村振興研修会)」会場にて広報大賞と併せて行われます。

 また、受賞作品に係る委員長の講評については、下の梶木賞受賞者の表の評価概要に掲載するとともに、受賞作品並びに優秀作品は順次会誌に掲載する予定です。

【梶木賞審査委員会】

(委員長)

田 中 忠 次 (一社)地域環境資源センター 理事長
宮 崎 敏 行 農林水産省農村振興局 地域整備課長
杉 山 一 弘 農林水産省農村振興局設計課 調査官
永 森 雅 之 富山県土地改良事業団体連合会 専務理事
山 本 信 介 愛知県農林水産部 農林基盤担当局長
小 泉   健 (公社)農業農村工学会 専務理事
本 間 泰 造 (公社)土地改良測量設計技術協会 専務理事

受賞論文 講評概要

梶木賞の審査については、若手技術者の資質の向上を図るという梶木賞の趣旨に沿い、次の6項目の基準により審査されました。

審査基準

(1) これからの農業農村整備を担う若手技術者の、農村振興の将来に対する抱負・提言であるかどうか。
(2) 経験よりも独創性(オリジナル的)を重視。
(3) 表現が容易(わかり易く)で、説得力があるかどうか。
(4) 現地(現場)への適応性が高く、会員に周知したい内容かどうか。
(5) 農業農村整備にふさわしい内容の提言・抱負が含まれているかどうか。
(6) 普遍的なものだけではなく、ローカル的なもの、スケールの小さいものも取り上げる。

梶木賞受賞者  

区分 受賞者 所属連盟 評価概要
最優秀賞 福永 隼也 兵 庫 県 『農村の直面いている課題とその対応策について』~農村を地すべり災害から守る~
 農村振興技術者でもなかなか経験することが少ない「地すべり対策」について、独特の制度である「概成(がいせい)」などを解り易く説明するとともに、対策事業後における地元との協力体制の大切さやその体制を維持するための新しい提案など、今後のあり方についても言及していること、文章も読みやすく読者の理解が得られやすいところも評価されました。
優 秀 賞 伊藤 恭平 宮 城 県 『農村の直面している課題とその対応策』~インバウンドも訪れる「NOUSON」を目指して~
 若者らしい前向きかつ力強い文章で、農村地域の活力低下に対する農村資源を活用した活性化への取り組みについて、実際の体験を踏まえて整理している点、及びインバウンドにつなげた提案をしている点が評価されました。
山口由美子 三 重 県 『農村の直面している課題とその対応策』~農業農村のレガシー(資産)を未来へと継承していくために~
 丁寧な文章で農業農村の資産を次世代へ継承していくために、日常の維持管理についての課題と方向性を、的確に説明しています。日常の地元との良好な関係が伝わってくるところについても評価されました。